おわりじたく

費用・相場

お布施の相場と包み方|宗教・形式別の目安

公開: 2026-07-05/更新: 2026-07-05

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結論

お布施は宗教者へお渡しする謝礼であり、定価はありません。葬儀の形式によっておおよそ5〜50万円と幅があり、地域や菩提寺との関係によって異なります。迷う場合は、寺院や葬儀社にたずねても失礼にはあたりません。

お布施は「いくら包めばよいか」が分かりにくく、多くの方が迷うところです。値段が決まっていないのは、お布施が対価ではなく、感謝の気持ちをお渡しする謝礼だからです。定価がないことを前提に、目安と考え方を整理します。

なお、お布施は葬儀社に支払う費用とは別のお金です。葬儀社の見積もりには含まれないため、費用の総額を考えるときは、葬儀社費用にお布施を足して見積もっておくと安心です。

形式別のお布施の目安

お布施の額は、読経の回数(通夜・告別式・火葬・初七日など)や戒名の位によって変わります。一般的な目安としては、次のような幅で語られることが多いです。

  • 一日葬・家族葬:おおよそ15〜35万円程度
  • 一般葬:おおよそ20〜50万円程度
  • 直葬(火葬式)で読経を依頼する場合:おおよそ5〜15万円程度

これらはあくまで一般的に言われる幅であり、地域や宗派、菩提寺との関係によって大きく異なります。金額に確証が持てないときは、菩提寺や葬儀社にたずねてかまいません。「皆さまはどのくらい包まれていますか」と聞くのは、失礼にはあたりません。

宗教による呼び方の違い

お布施は仏式での呼び方です。宗教が異なると、宗教者へお渡しする謝礼の呼び方も変わります。

  • 仏式:お布施
  • 神式:御祭祀料(おさいしりょう)・御礼
  • キリスト教式:献金・御礼(教会や神父・牧師へ)

呼び方が違っても、感謝の気持ちをお渡しするという趣旨は共通です。表書きに迷う場合は、葬儀社に確認すると確実です。

包み方・渡し方のマナー

お布施は、香典とは異なる包み方をします。落ち着いて準備できるよう、基本を押さえておきましょう。

  • :白い封筒、または奉書紙に包む形が丁寧とされます。表書きは「御布施」が一般的です。
  • お札:新札でも問題ありません。香典のように新札を避ける必要はないとされます。
  • お渡しするタイミング:葬儀の前後のあいさつの際など、直接手渡しは避け、切手盆や袱紗(ふくさ)に載せてお渡しするのが丁寧です。
  • 交通費・お車代:遠方から来ていただいた場合は「御車代」、会食を辞退された場合は「御膳料」を別に包むことがあります。

宗派や地域によって作法が異なることもあります。判断に迷う点は、菩提寺や葬儀社に確認すると安心です。

「お布施の額を聞くのは失礼」ではない

「金額をたずねるのは失礼にあたるのでは」と気にされる方は多いのですが、お布施の目安を確認すること自体は、失礼にはあたりません。むしろ、相場からかけ離れた額になってしまうほうが、かえって双方にとって気まずさを生むこともあります。

たずね方に迷う場合は、次のような聞き方が角が立ちにくいでしょう。

  • 「皆さまは、どのくらいお包みされていますか」
  • 「不調法で申し訳ないのですが、目安を教えていただけますか」

菩提寺に直接たずねにくいときは、葬儀社の担当者に相談する方法もあります。地域や宗派の慣習を踏まえたうえで、目安を教えてもらえることが多いです。大切なのは、無理のない範囲で、感謝の気持ちを込めてお渡しすることです。

まとめ

お布施は定価のない謝礼であり、形式によって幅があります。大切なのは金額の正解を探すことよりも、感謝の気持ちを込めてお渡しすることです。そして、お布施は葬儀社費用とは別枠のお金である点を覚えておくと、費用の全体像を落ち着いて把握できます。迷ったときは遠慮なく寺院や葬儀社にたずねてください。

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よくある質問

お布施はいくら包めばよいですか?

お布施は謝礼であり定価はありません。形式により5〜50万円程度と幅があり、地域や寺院との関係で異なります。